11月15日(金)の午後、1年生は福祉学習の一環として「認知症サポーター講座」を行いました。講師(キャラバンメイト)の方から、認知症のことを正しく教えていただき、地域や家庭で、認知症サポーターとして何ができるかを学びました。「認知症サポーター」とは、認知症について偏見を持たず、認知症の人や家庭を温かく見守り、支援する応援者のことで、何か特別なことをするのではなく、できる範囲で手助けをしよう、という気持をもった人をいいます。キャラバンメイトの方たちの体験談を聞かせていただき、家族の大切さ、声かけの大切さを改めて感じることができました。
生徒の感想から~
「認知症は脳の細胞が少しずつ縮んでしまったり、脳の一部の血管が詰まったりして脳の細胞が死んでしまったりすることで起こる病気だということを知りました。特に記憶障害には驚きました。『普通の物忘れ』と『認知症による物忘れ』では違いが分かりやすいものもあれば、分かりにくいものもあると知りました。」
「家族や近所の人と協力すれば、認知症を遅らせることができると知りました。家族に認知症の人がいても、怒らないで優しく接してあげる方が認知症の人も楽になることが分かりました。」
「1つ1つ丁寧に話をしてくださったので、認知症について今まで知らなかったことも知ることができました。おばあちゃんはちょっと離れた所に住んでいて一人暮らしなので、休みの日には様子を見に行ったり、遊びに行ったりしようと思いました。」
「認知症サポーターキャラバン『オレンジリング』」をみんなで腕につけて・・・。
一緒に住んでいる家族はもちろんのこと、離れて暮らす祖父母や、地域の方にも。「あれっ?」と思ったら、やさしく声をかけ、支え合っていきましょう。いつも心に「オレンジリング」を!