9月20日(金)の午後、二中体育館で「音楽鑑賞教室」を開催しました。今回は、「静岡交響楽団」のみなさんによるオーケストラ演奏をきかせてしただきました。
静岡交響楽団は県内唯一のプロ・オーケストラで、中には二中卒のコントラバス奏者もいらっしゃいました。指揮者の和田一樹さんは、ドラマ「のだめカンタービレ」や映画「マエストロ!」などの音楽監修や玉木宏、竹中直人などに指揮指導をされたこともあるそうです。県が主催する「子どもが文化と出会う機会創出事業 静岡県芸術鑑賞教室」(今年から始まった事業です)として、今年、島二中に来てくださいました。
素敵な演奏に加えて、オーケストラの配置や楽器のことも丁寧に教えてくださり、とても勉強になりました。
途中、「指揮者体験」のコーナーもあり、各学年代表1人ずつが体験。3年代表生徒は、「ジャン」の締めを格好良く決め、会場を沸かせました。
「僕は指揮者体験をさせてもらいました。この体験はこれからの人生でも体験できないような素晴らしい経験になりました。そして、みなさんの演奏をきいて、家できく音楽とは違う迫力に圧倒されました。」
『島二中校歌』『夢の世界を』をオーケストラに合わせて歌うと、和田さんが「素晴らしい!」と褒めてくださいました。
アンコールでは、指揮者の身振りに合わせて、生徒が一緒に手拍子に強弱をつけて、手拍子も楽器として演奏に参加、会場が一体となりました。
「…バイオリンなどの弦楽器だけだと明るく楽しいイメージで、金管楽器などを合わせると迫力があってかっこいい感じの曲になって、面白いなと思いました。校歌もいつもとは違って、歌っていてすごく楽しかった。アンコールもみんなで楽しく出来てよかったです。」「…テレビで見るよりも、生で見ると迫力があり、感動しました。僕は近くで見ていたので、より大きな感動を受けました。全ての楽器が揃うところは圧巻でした。」「…一つの一つの楽器で出せる音は違うけれど、それが集まって奏でられる曲がとても感動しました。みなさんが楽器を演奏しているとき、とてもかっこよく、勇ましかったです。私も機会があったら、オーケストラをきこうと思います。」「楽しかったです!音色から物語が生まれていく感じで、自分の頭の中に思い浮かべた世界が音楽にのせて流れてくるようでした。音がなめらかで、とってもきれいで、耳にす~っと入ってきました。自分が音の世界に吸い込まれていくようでした!本当にありがとうございました。」