12月2日(木)の午後、体育館でPTA防災教育講演会を行いました。演題は「東日本大震災から学ぶべきこと」。
講師の千葉照彦氏は、大川小学校で教頭をされていたときに、大川小防災マニュアルを作成。震災時は、石巻市教育委員会に在籍し、震災直後、大川小関係の遺族対応などの全てを担当されました。翌年、大川小学校の校長となり、生き残った子どもたちと一緒に、近隣小学校に間借りをして、統合されるまで子どもを見守りました。
心で見て、心で聞いて、心で感じて、学び取ってほしい、と「当たり前が当たり前でなくなった日」からのことを写真を交えてお話ししてくださいました。
「もしも」は「いつも」の中にある。
①あなたは、避難場所まで荷物を背負って走りきる体力がありますか?
②弱い立場の人をグループで迅速に救助できる仲間作りはできていますか?
③毎時間の授業で、思考・判断、表現、そして聞く力を高めていますか?
④整理整頓、ものを大切にする習慣が身に付いていますか?
⑤わがままをいわないで我慢する心は育っていますか?
いざというときに自分を助けるのは、長い時間の中で繰り返し身に付けた習慣でしかない。